2020年度 金沢会議 開催

date 2020-02-27

JCI金沢会議2020
~はじめよう、あなたからはじめる持続可能な世界~

2月21日(金)~2月23日(日)金沢会議に参加して参りました。

金沢会議とは
2015年11月に開催されたJCI世界会議金沢大会の総会において、
JCIが国連の持続可能な開発目標「UN SDGs」の達成に向けて
積極的に取り組むことを採択しました。
この宣言が金沢の地で採択されたことから「金沢宣言」と呼ばれています。

開催の趣旨・目的について
JCI金沢会議は、アジア太平洋地域の各国青年会議所の代表が一同に参加する国際会議です。
国連が掲げた持続可能な開発目標「UN SDGs」の達成に向けた活動の推進を目的とし、
金沢宣言が採択された金沢市で2016年から2020年まで毎年開催されます。
世界をより身近に感じることができ、グローバルな課題を共有する機会となるような会議です。

本年度最後となる金沢会議では、日本青年会議所がこれまで取り組んできたSD
Gsの取り組みの振り返りと成果について、そして今後SDGsを取り入れた事
業化へどのように行っていくのか具体的な成果と方法について主に学びとなる会議でした。

日本青年会議所では「SMILE by WATER」キャンペーンの2016
年から2019年までの変化を振り返りされました。

キャンペーンにより、約18400人が安全な水へアクセス可能になりそれに伴
い、いままで水汲みをしていた子どもの学習意欲の向上、養殖事業による雇用の
創出、働く意欲の向上という効果が生み出されました。

そして、JCだけの活動とせず、現地業者や団体と協働することで、JCの手を
離れても事業の持続化が可能となりました。

また2016年から開催されてきた「JCI金沢会議」のインパクトについて同
じく振り返りされました。金沢会議は回を重ねることに多くの参加者を巻き込
み、2019年には過去最大規模のSDGs推進の国際会議へと進化していきま
した。

それは自治体、各団体、学校とのコラボレーションがあってこその進化でした。
また金沢会議をきっかけに高校と年間での事業連携に発展し、次世代の意欲向上
に繋がりました。

LOM事業においても様々な団体、企業と積極的に連携することでSDGsの取
組みが徐々にまちに浸透し、市民運動へとシフトされ国際都市金沢に近づくこと
ができました。

金沢会議の最後は、石田会頭より参加者に向けて「今後さらなるSDGsの推進
のために多くのパートナーと手を結び一丸となってSDGsの達成にむけて取り
組んで行きましょう」というメッセージで締めくくられました。

言葉通り、今回の金沢会議で、また新たな団体とのパートナーシップが確立され
ました。EXILE USAさんとのSDGs推進のためのパートナーシップ協
定の締結式が行われました。そして、EXILE USAさんから、現在取り組
んでいる「DANCEARTH」プロジェクトの紹介とこれから、日本JCとの
パートナーシップで期待すること、日本と世界の未来への夢についてお話いただ
きました。

今回の金沢会議でも様々なパートナーシップ協定により各地青年会議所の事業と
新たなパートナーとのコラボレーションが実現されます。

持続可能な社会の実現に向けてもっとも大切なことはパートナーシップをもつこ
と。様々なステークホルダーが連携することで、可能になることがたくさんあり
ます。

倉敷青年会議所も昨年よりSDGsを推進するため、各団体とパートナーシップ
を確立しコラボ事業を実施しております。2020年はオリンピックもあるので
日本SDGsへの 取り組みは世界から注目を集めます。

人が輝き、まちが輝く持続可能な社会の実現に向けて、倉敷青年会議所はこれか
らもSDGsを推進して参ります。

JCI金沢会議 公式HP