2月講師公開セミナー開催
date 2020-02-17
2月12日に「子どものための大人の講座」~子どもの才能を伸ばすアプローチ術~を開催致しました。
子どもの自主性を育むためにはどうすればよいかに焦点を当てた講演を能登雅彦氏よりご講演いただきました。
子どもの個性を理解するためには、まずは枠をつくること。
当たり前の枠に当てはめて初めて理解できる。
枠があるから才能が分かってくる。
その枠はどこで学ぶのか。
それは学校教育で学ぶ、学校で学ぶことは枠を学ぶこと。
「学ぶ」の語源は「真似(まね)ぶ」ということ。
小学校、中学校、高校、大学と様々なところで、自分の好きなことを一生懸命取り組み、学んできたと思います。
その語源は「真似ぶ」です。
「真似ぶ」というのは呼んで字のごとく真に似せることです。
基礎もできていないのに、オリジナリティを出そうとうまくいかない。
自身も、自転車に乗るときにお父さんの漕いでる姿を見て真似して乗っていたと思います。
何事もスタートはいつも「見よう見まね」だったと思います。
なので、「学ぶ」ことは「真似ぶ」ことで、それは真に似せることなのです。
枠を知り、自分の型について学ぶ。
『型』があるから『型破り』ができるのであって『型』がなければ『型なし』です。
親はどのように子どもの才能を発見し伸ばしてあげればいいのか。
①目的地を決めること。「どこに行きたいのか」
②現在地はどこなのか。「今、どこにいるのか」
ビジネスでも同じですが、上記2つがなければ目標の達成もできません。
出来ること、出来ないことに対して問題視するのではなく、承認してあげることが大切です。
人は出来てないことや足りないことに気持ちや目が行ってしまう傾向があります。
皆さんアップルのロゴを思い浮かべて下さい。
どこに目がいきますか。
おそらく多くの方はりんごの欠けている部分に目を引くのでないでしょうか。
この部分を埋めたいと思うかもしれません。
ですがそれも含めて承認していくことが大切です。
教えるのではなく→共に考える
怒るのではなく→叱る
「学ぶ」=「感じる」+「考える」
「感じる」とは経験すること
「考える」とは編集すること
そして自ら承認し学びを実践する生き方を子どもに実践していける子どもの育成を目指していかなければなりません。
今回のセミナーも非常に学びになりました。
設営をしていただきました、青少年育成委員会の皆様ありがとうございました。
青年会議所では、年間12回ある例会の中で今回のように講師をお招きし講演をしていただく事業も展開しております。
本年度もまだまだ予定しておりますので、皆様のご参加宜しくお願い致します。
事業の案内は倉敷青年会議所HP、Facebook、Instagram、LINE等でお知らせ致しますので、チェックお願い致します。